rosyのブログ

生活のほとんどを港区で過ごす、普通のアラサー。 想うことを記録に残そうとブログに手を出しました。 ちょうビギナーです。いらっしゃいませ。 2021年のテーマは「あざとく」に決めました。エンタメだいすき。

民度の高さと温かさ のお話。

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こんにちは、rosyです。

 

先日、初めて携帯を失くした

それも買ったばかりのiPhone8

ものすごい自己嫌悪で、消えていなくなりたい数日が続いていたけど、今後の自分への戒めのために記録してみる。

(タイトルからお察しいただけると思いますが、見つかっています)

 

某日、10人くらいの飲みグループとの新年会。

昼から飲み続け、どうやって帰ったのか思い出せない。

つまり泥酔していた。

家に着いて携帯がないことに気づいたところから記憶がある。

 

私は携帯依存症を自負するくらい携帯がない生活が無理な人間。といっても、延々とネットサーフィンをするとかSNS見まくるとかではないが、完全にiPhoneに頼った生活。

 

携帯がない衝撃で、意識がはっきりした。

 

片手にはボコボコに凹んだ午後の紅茶ストレートティーのホット。 

社用携帯から電話をかけてもバイブ音は聞こえない。

かけても誰も出ない。

・・・おわった。

 

 

でも酔っ払っていてよくわからない。

 

と思っていたら寝ていた。

 

深夜目覚めて改めて、バッグやコートの中を探して、再度絶望。

 

一旦回線を止めて携帯会社にTEL。(なんでここでiPhoneを探すをやらなかったのか)

 

温かエピソード①

携帯紛失時の補償に何ひとつ入っていなかった。

というか、機種変したときにくっついてくるオプションをつい数日前に全部外した。

そんなことは忘れていたのだが、オペレーターの人に酔っ払いの拙い日本語で悲しさ満点の「携帯なくなりました」の旨を告げた。

そうしたら、今回に限り探してくれるとのこと。

きっとオプション外したばかりの人にはそういう対応をするようなマニュアルになっているんだろうけど、本当に感動した。

「次回からはサービスの対象外になりますので、ご加入くださいね♪」と言われた。

はい、加入します。ありがとうお姉さん。

 

そこで教えてもらった範囲は駅から家の間。

丑三つ時をすぎていたけど、いてもたってもいられず、探しに出た。

 

鬼寒い。暗い。怖い。

何かしらの犯罪や事件に巻き込まれてもおかしくない状況。

怖すぎたけど15分くらい歩いて、交番を見つけて安堵。

 

…てか交番!

 

そうだ、何かを失くしたら交番に行けば良いのか。

 

そんな思考にもならないほど、テンパっていて酔っ払っていた。

 

お巡りさんに尋ねたところ、今日携帯は届いていないとのこと。

 

生まれて初めて遺失物届を出して、しょぼしょぼと帰宅。

 

その日はショックと酔いで眠ることができずに朝を迎えた。

平日はアラームをスヌーズでかけているので、

「もしかしたらどこかからけたたましくアラームが鳴るかも・・・!」

という淡い期待も見事に打ち砕かれ、静かな朝を迎えた。

 

もう寝てないし、テンパってるし、何より買ったばかりの携帯がないという精神的打撃が大きすぎて、二日酔いとはまた違う、ガチめの体調不良に陥る私。それによってさらに自己嫌悪に陥る始末。そして仕事をキャンセル。それによってさらに自己嫌悪に陥る始末。自己嫌悪のループから抜け出せない。

 

嗚呼、消えたい。

 

そんな心境の寒い静かな朝。

 

 

そして静かにPCを開けてLINEをチェック。(PCにLINE入れといて本当によかった)

 

前々日、そして前日に遊んだ友達からのLINEがたくさん。

約束調整中だった友達からのLINE。

朝方に後輩からの荒れたLINE。(どした)

オフィシャルアカウントからのハッピー野郎なLINE。

 

オフィシャル以外に一旦返信をして、オフィシャルと後輩以外に、携帯が旅に出た旨を報告。

 

温かエピソード②

みんながとっても一生懸命に過去の見つかった事例や、見つける手段、励ましの言葉、気のまぎれそうな関係ない話を、ひたすらにLINEしてくれた。早朝にも関わらず。

友達って、最高だよ。

 

絶望しながらも、もう一度探しに行ってみよう。

 

昨日の夜、唯一謎だったもの。

ボコボコに凹んだ午後の紅茶ストレートティーのホット。

 

これは一体どこで買ったんだ。

たまに自販機で売ってるの見るけど、明らかにコンビニじゃね。

 

ということで、駅から家の間にあるコンビニ全部に聞いて回った。

 

温かエピソード③

朝の忙しい時間だっただろうに、誰一人として面倒くさそうにせず、丁寧に対応してくれた。結局どこのコンビニにもなかったんだけど、本当に親身になってくれた。

「どこら辺で落としたか覚えてないですか?」

「電話かけてみましたか?」

「お力になれずすみません」

など、こちらが申し訳なくなってしまうほどに丁寧に。

本当にありがとうございました。近所のコンビニでたくさん買い物させてもらいます。

 

またもや絶望しながら家に帰り、明後日の方向を眺めていたときのこと。

遺失物届に書いてある鉄道関係のコールセンターの番号が並んでいるのが目に入った。

 

そういえば、まだ駅に聞いてなかったな。と思い、もはや惰性で電話。

あるかも!!という期待をする気力すらなかった。

そしてかすかな記憶で、電車を降りてからも携帯を手に持ちながら帰っていたような気がしてたから。

 

温かエピソード④

コールセンターで出てくださったお姉さんの優しい声が既に泣ける。

色々端折るが、私の携帯は最寄りの駅で保管されていた。トイレに落ちていたとのこと。そこから、コールセンターと駅員さんの見事な連携プレーで私のものだと確認ができた。こんなこと日常茶飯事なんだろうな。いつも支えてくれて本当にありがとうございます。コールセンターのお姉さん、駅員さん。

 

温かエピソード⑤

そしてなんといっても、トイレに落ちていた(放置されていた)iPhone8。

新しいし壊れてないし何とかすれば余裕で売れてしまうであろうに、それが無傷で無事に手元に返ってくるこの民度の高さ。

本当にありがとうございました。感動したよ。

 

 

困ったときはお互い様。

田舎でも都会でも、それは変わらないんだ。

困っている人を見かけたら、今回自分がしてもらったように、助けよう。

 

 

そして今回1つ、使い勝手が悪いと思ったのは、「iPhoneを探す」の機能。

私がこれを使えなかったのは、早い段階で回線を止めてしまったこと。

オンラインのマイページで回線のオンオフは操作できるものの、一度回線を止めるとネットの接続が非常に不安定になるようで、回線を再度開けてもネットが繋がっていなかった。

携帯が手元に戻ってきてから再起動して、ようやくネットが繋がり、「iPhoneを探す」が機能した。(いきなり爆音が流れて大焦り)

 

だからiPhoneを失くしたら、回線を早々に切ってしまうのではなく、まず「iPhoneを探す」をやってみた方が良いなと。

 

いい勉強になりました。

もう二度と携帯を失くすまで、酩酊するまで飲まない。(前にも書いた気がする)