オレンジデイズ のお話。
こんにちは、rosyです。
先日先輩と、ベストドラマの話になり、色々思い返した結果、
繰り返し見ているもの、印象に残っているものは、
とかとか。
大学生以降はリアルタイムでドラマを見なくなったから、後追いだけど、こんな感じ。わかりやすいドラマが好きみたいだ。
オレンジデイズをリアルタイムで見ていた当時、高校生だった。
大学進学を1ミリも考えていなかったけど、このドラマをみて「大学生になるもの悪くないかもしれない」と少し思った。こう思った同世代はかなり多いはず。
結局、大学へ進学したけど、そこにオレンジデイズはなかった。結城櫂はいなかった。学部に友達が数人しかできず、ゼミでも浮きまくり、授業以外は毎日毎日違う学部のキャンパスや他の大学に通い、色んな人と踊り狂っていた。それはそれでフリーダムな毎日で尋常じゃなく楽しかった。結論、オレンジデイズはドラマだ。
えっと。
この1週間、Amazon Primeで一気見をした。食事中、お風呂中、髪乾かし中、歯磨き中、メイク中、寝る前。ずっと見てた。(中毒)
内容やセリフ、展開を覚えていた。
若かりし私は、きっとTSUTAYAで何度も借りてみていたんだろう。
でも、今見ると、ぐさっとくる言葉が当時と全然違う気がする。
みんな弱いのよ。
よく覚えてないけど、最終話で真帆さんが、櫂にあたり散らかした沙絵に対して言った言葉。沙絵が当たり散らかしたくなる気持ちもすごいわかる。櫂があまりにも大人で沙絵のことを大事にしていて大好きだから、沙絵にとって櫂は、いつでもそこにいて、いつでも自分の味方で、何でも出来て、なんでも許してくれるスーパーマン。でも櫂も人間で、傷つかないわけないし弱い部分だって持ってる。沙絵は甘えてしまっていたと思うし、甘える状況を作った櫂もアレだけど、こういうことって起こりがちだよなぁと。謙虚さがなくなってしまうというか。自分も心当たりがありすぎて。一回甘えて良いと判断した人(=彼氏)にはとことん甘え倒す。わたし沙絵だ。(長)
私は、皆なんていらない。姫なんかじゃなくていい。
たった一人でいい。私を愛して、私のことだけ考えてくれて、
死ぬ時は一緒に死んでくれて、悲しい時は一緒に悲しんでくれて、
一緒に泣いてくれて。
で、0.5秒私より先に笑ってくれて、励ましてくれる人が欲しい
0.5秒私より先に、ってのがいい。とってもいい。 導いてほしいんだよね。わかるよ。(誰) そしてたった一人いればいいんだよね、そういう人が。たった一人そういう人がいれば、もっと強く生きられる。そうなんだよ。そして、相手にとっても、自分がそういう存在でありたいなと、本当に思う。嗚呼(涙)
真実の前では、神様も遠慮して時を止めるよ
櫂がリハビリを担当しているおばあさんの言葉。とっても温かくて、自分が信じていることを信じていていんだよね、って思わせてくれる言葉。未来なんてよくわからないし、人の気持ちなんてもっとよくわからないけど、自分の気持ちに真面目に、真摯であること、それしかないんだと感じる。当時、この一言は完全スルーしてたっていうか、何も響かなかったけど、今となってはとてもグっとくる。歳を重ねて感性が成長したな。(都合良)
もう!!!こんないいこと言ってたんかい!!!!(大泣き)
昔見ていたドラマを、時を経て、もう一度観ると、新しい感じ方になる場合もある。
人がイイって言ってるものや言葉じゃなくて、自分なりの感じ方。
共感されなくたっていいし、キモくたっていい。
なんか、いい楽しみを見つけてしまった気がする。
これでまたAmazon Primeが捗ってしまう。
そして結城櫂は、何をどう考えてもイケメンすぎるし、立派な大人すぎる。
あんな大学生まじでいない。
アラサーになった今でも、周りにそんな立派な男性滅多にいない。
そんな夢を見させてくれるのも、ドラマのいい所だな。
なんてな。